手に入れたのは30年と少し前でしょうか。
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でも、ここ25年以上まともに鳴らしていません。
おそらくこれからも鳴らすことはないでしょう。
ということで、手放しました。

若い頃、ブルースバンドを組んでいました。
結構まじめにやっていて、京都に2軒ある老舗ライブハウスに毎月出てました。
ま、お客は殆ど入ってませんでしたけど。
その頃は音楽に年齢が追いついてない気がしてて、30過ぎたら納得のいく演奏や表現ができるはず?とか思ってました。
しばらく距離を置いたきっかけですね。
そんで、30歳の時、??思ってた大人じゃないな。まだ早いな。
40歳の時、気づいたらテクニックがなくなってました。
ちゅうか、もともとなかったのですよね。
音楽はテクニックが全てです。感性やセンスなんて表現する技術があっての話です。
若い頃はそのことに気づきたくなかった。
でも、今はそのことを受け入れることが出来ます。
そうです。俺って大人になったのです。
なので、手放すことにしました。
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Musicman Stingray Bass
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ブリッジはBadass2に変わってます。
なので、弦のテンションが少し落ちていて引きやすいですかね。
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シリアルNoはなんと3000番台です。
おそらく1977年だと思います。
Musicman社はあのレオ・フェンダーがFender社から独立し、1976年に作った会社で、最初にリリースしたのがこのStingrayBassです。
ま、詳しくはググってくだされ。
なので、もしかしたらレオ氏が自ら作成したかも知れませんね。
当時はめずらしいアクティブサーキットが組み込まれていました。
ネックは平たく幅広で、私の手ではかなり苦労しました。
しかし、ボディーの共鳴はバツグンで強力なハムバッキンピックアップとあいまって、唸るように鳴り響くすばらしいベースでした。
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ナチュラルフィニッシュの焼け具合 がオールド感をだしてます。
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ヘッドが短く肩にかけた時のバランスもバツグンでした。
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ハードケースは専用です。ヘッドが短いのでね。

今日は雨なんで少し感傷に浸ってみました。
そう言えば、もう聞かないレコードも沢山あるなぁ。
名盤と言われたのもあるけど、今はYoutubeで簡単に聞けるので価値もなくなってしまったでしょうかね。
機会があれば紹介しましょうかね。